出展情報
8/3(土)~4(日)に東京・ビックサイトで開催される
メーカーイベント Maker Faire Tokyo 2019に
個人として出展します。
2019年5月のMaker Faire Kyoto 2019に続き、人生2回目の展示会参加になります。
日時 :
2019年
8月3日(土)12:00~19:00
8月4日(日)10:00~18:00
場所
東京ビッグサイト 西3、西4ホール
https://makezine.jp/event/mft2019/
私は、今年5月にMaker Faire Kyotoでの展示コンセプトは同じで、
『家族のためのモノづくり』
というテーマで、昨年から取り組み続けてる 息子や家族のために作った自作リハビリ機器・改造おもちゃを多数展示予定ですー!
アシスティブテクノロジー&キッズ向けのカテゴリーで展示します。
以下が公式サイトでの私のブース説明になります。
ブースは【C-03-05】になります
また、Maker Faire Tokyo2019 公式ブログに見どころとして弊ブースが紹介されております!!
なんと!ありがたや~!!
個人の取り組みがこうして注目して貰えると嬉しいなぁ~
展示作品紹介
『実際に触って体験できる』
をコンセプトにしたいと思っていますので、是非とも積極的に遊んでいってください!(特にお子様、大歓迎!)
「あれも見て欲しい」「これも見て欲しい」と欲張った結果、展示物は 合計10点! とにかくたくさん展示してます(笑)
(1) 歩行リハビリを楽しくする「歩くと音の鳴る&光る&振動する靴」
MFK同様に動作デモを含めて現物展示予定。
今回は輸送都合で歩行器は持ってこれないので、代わりの移動サポート機器を用意。
元々は息子用のために子供靴にセンサーを埋め込んでおりますが、今回は展示会用として大人用スリッパに装着 or 手持ちタイプとして疑似体験できる様に準備しています!
是非体験していってください
ogimotokin.hatenablog.com
息子の歩行リハビリを楽しくするために自作した「光る&音の鳴る電子靴」
— おぎモトキ @ 父親エンジニア / OGIMOテック開発室 (@ogimotoki) 2019年2月9日
さっそく歩行器練習で、1週間使ってみた!
その結果、、、
不器用ながらも、LEDを見ながら左右交互に足を出してるー!!
わずか数歩だけど、作り手の願いが現実になった瞬間
父ちゃん、嬉しいよ!#家族のためのモノづくり pic.twitter.com/JsdlZRcYEd
(2) 【新作】おかん分身ロボット用 遠隔操作オムニ台車
息子が手術入院する事になり、関西に残った妻(おかん)&息子が、分身ロボットを使って当日は説明員として参加、さらに客引き役として遠隔操作で移動できるオムニ台車ユニットも開発しました!
500km離れた自宅から、あたかもその場に来て、自分の意志で自由に動き回る雰囲気を楽しんでもらえれば、と思います。(無事にWifi混信がなければ、ですがw)
単身赴任先から子供達と遠隔で鬼ごっこすべく、我が家の #OriHime を移動対応
— おぎモトキ @ 父親エンジニア / OGIMOテック開発室 (@ogimotoki) 2019年6月8日
知的遅延のある息子にも遊びやすい様に、オムニホイールによる全方向移動に対応
前向いたまま、ジョイスティックを倒した全方向に自由に進めるので、息子でも直感的に操作できる、といいなー#家族のためのモノづくり pic.twitter.com/8cI5K8GTI8
※そういえば、作るのに必死で、製作記事を書くのをすっかり忘れてました。後日、製作技術メモを公開しますー
(3) 【新作】電車でGo!コントローラで動かすプラレール
最近電車が好きになってきた息子を喜ばせようとした電車工作品。電車でGo!コントローラでモビリティを動かす事も出来ますが、モビリティは今回輸送が難しかったので、プラレールのみになります。
息子が好きなプラレールを自分の意思で動かせれる様に、 プラレールに #M5StickC を埋め込みハック。改造した「電車でGo」コントローラで無線操作した
— おぎモトキ @ 父親エンジニア / OGIMOテック開発室 (@ogimotoki) 2019年6月26日
レバー量に応じて電車っぽくゆっくり加減速、ブレーキで急停止。液晶にはスピード表示も!
息子、喜ぶといいなー(^-^)#家族のためのモノづくり pic.twitter.com/QOdlxU1Rv6
※こちらも後日製作記事を整理予定
(4) 【開発中】電車ごっこを楽しくするイルミネーション
8月中旬のロールアウトに向けて開発中。まだ途中段階ですが、この機会を使って使用感フィードバックを貰ってみたいため、参考展示します! 特に電車好きの方に体験してもらってのご意見お待ちしています
(5) 【進化】ボタンを押すと暴走するワンワン
実際にボタンを押して触ってもらう体験予定!
前回よりも更に元気に暴走するワンワンを見て、笑ってください!
障害を持った息子のやる気スイッチを押す(こじ開ける)ための改造おもちゃ
— おぎモトキ @ 父親エンジニア / OGIMOテック開発室 (@ogimotoki) 2019年7月31日
「ボタンを押すと暴走するワンワン」
息子のお気に入りおもちゃに更なる刺激を追及した結果……
暴走度合いをアップしてみた。
未改造のワンワンと比べると、、、
そのけたたましさ、半端ない!#家族のためのモノづくり pic.twitter.com/wbANsdcmAI
(6) ワンボタンでじゃんけんが出来るじゃんけん義手
こちらはMFK同様に、動作デモを含めて現物展示予定です。娘とじゃんけん勝負、しましょう!
手を動かすのが苦手な女の子のため、@origamicat さんと一緒に作った「じゃんけんロボ義手」の試作改良品
— おぎモトキ @ 父親エンジニア / OGIMOテック開発室 (@ogimotoki) 2019年3月16日
1ボタンでグー/チョキ/パーを選択できる。手が動かなくても、指一つで自分の意志をロボ義手に表現できる
他にも色んなアクションも出来るし、踊れる(笑)
これは、コミュニケーションツールだ pic.twitter.com/9dNWsIGLHl
(7) 電動車椅子の操作練習のための自作ジョイスティック+二輪走行ロボット
操作コントローラ3種類×操作ロボット2種類持っていきます!
操作体験もできますよ!
ogimotokin.hatenablog.com
息子が愛してやまないおもちゃロボット・バイリンガル モビ
— おぎモトキ @ 父親エンジニア / OGIMOテック開発室 (@ogimotoki) 2019年4月26日
車椅子練習用の自作ジョイスティックで操作出来る様に改造してみた! モビの音声はそのまま、移動だけを操作できる
息子、嬉しそうー!
自分の意志を操作に反映するリハビリ練習、楽しみながら学んでね~#家族のためのモノづくり pic.twitter.com/yeYVBQVwOs
息子の電動車椅子操作練習を楽しくする自作ジョイスティック&二輪ロボット
— おぎモトキ @ 父親エンジニア / OGIMOテック開発室 (@ogimotoki) 2019年4月2日
半年前に作った時は薄かった反応。だが、ロボットに興味を持ち始めてから、がむしゃらに遊ぶ様に!
結果、操作を変えると動きが変わる事を認識出来た!
楽しい事を繰り返し、子供は成長するのだな#家族のためのモノづくり pic.twitter.com/q9wYSeYTsY
Nintendo LaboのバイクToyConを使って二輪ロボットを操作して遊んでみた。
— おぎモトキ @ 父親エンジニア / OGIMOテック開発室 (@ogimotoki) 2018年5月24日
娘は大喜び! 息子にとってはバイク操作は難しいので、もう少し簡単なToyConにしてみようと画策中。
何気にROS対応してるので、自律移動やらとの組み合わせも可。#NintendoLabo #ROS #ニンテンドーラボ #ラボ作品 pic.twitter.com/MqyGoK2moi
ショッカクキューブのさわり心地を活かし、ふわふわした操作リモコンにアレンジ。3Dプリンタ外装に、妻の得意な羊毛フェルトでコーティング
— おぎモトキ @ 父親エンジニア / OGIMOテック開発室 (@ogimotoki) 2019年5月3日
「何かを抱えてるみたい♪」
とのノリから、#M5Stack を顔にしたラッコぬいぐるみ風になった。
まさに夫婦共同作品。#MFKyoto2019 に持っていきます~ pic.twitter.com/BFS7V6sqZ0
Special Thanks
今回はなんと、モノづくり仲間である てらきゅーとーま(https://twitter.com/toma18720)さんに
2日間 幣ブースのサポートを引き受けていただく事になりました!!!
とーまさんは今回
分身ロボットOriHimeを遠隔操作できるObniz戦車(OriTank)
を持ってきてくれます!
オリィ司令官のもとに日本各地から招集されてきたOriHimeタンク部隊がここに誕生しました!!
— てらきゅー工場長🍅(狂気の松戸サイエンティスト鳳凰院斗真) (@toma18720) 2019年7月17日
統率のとれた??愉快な隊員達には鬼ごっこの実験をしてもらいました。
最後に難病で身体の自由がきかない仲間から、とても楽しかったです!はじめて鬼ごっこしました!って言われ感動した!#Orihime pic.twitter.com/v2osUqETBX
もしかしたら、OriHimeパイロットさん達も遠隔から分身参戦してくれるかも!?
Maker Faire はまさにロボットと人が混在した世界なので、
「見た目はロボット、中身は人間」な存在がたくさんいても違和感なさそう!!
私の妻の操作するOriOmni と OriTankとのコラボ、どうなるか分からないワクワク感でいっぱいです!!
意気込み
想いはMFKと変わりません!
障害を持った当事者や家族をサポートするアシスティブテクノロジー、
大事なのは
『当事者に近い位置にいる事』
であると、この1年で強く感じました。そして、一品モノづくりができるメーカーズ活動と、個々の症例に対してカスタマイズが必要な障害支援テクノロジーは本当に相性が良いと思ってますー
・個人の超具体的な課題に対して解決案を考えれる
(謎解き好きなエンジニアには格好のテーマがたくさん)
・実際に自分が手を動かして仕上げていける
(モノづくりの楽しさ)
・自分が作ってくれたモノで喜んでくれる、その姿が目の前で見れる
(エンジニアのやりがい)
エンジニアと当事者が繋がってテクノロジーを作っていく活動・世界をこの1年でたくさん見てきました!
そんな世界がこれからどんどん広がっていく事を願いつつ、自分もその一つのきっかけが出来れば、と考えてます。そんな、一番身近な人の困り事を解決するモノづくり活動の一例として、何かを一つでも伝えれれば、と思いますー
上記の展示物を見て頂ければ分かる通り、決してすごく難しい技術は使っていません。Maker Faireというモノづくりのプロが集まる祭典で、難しい技術を求める人にとって弊ブースは少し物足りないかもしれません。
あくまで、幣ブースの特徴は、
「必要とする人のニーズ目線で
①日常使用を目指し
②具体的な誰かを
③ちょっぴり笑顔にさせる
個人モノづくり活動」
だと思っているので、その視点で暖かい目で見て貰えれば、と思います~