OGIMOノート~家族のためのモノづくり~

OGIMOテックノート ~家族のためのモノづくり~

重度障害の息子を持つ父親エンジニアの備忘録。自作の電子工作おもちゃ/リハビリ器具/ロボット関係の製作記録、思った事を残していきます

2/11(日) 「真相報道バンキシャ」出演 【息子に贈る発明品、試行錯誤の日々 障がいある息子と…ある家族の物語】

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障害と共に生きる息子や家族とともに取り組み続けてきた
個人製作活動「家族のためのモノづくり」

様々なご縁が繋がって、
1年前から密着取材を受けてきましたが、

今日2/11(日) 18:00~放送予定
日本テレビ真相報道バンキシャ」の
放送回の特集ドキュメンタリとして
廣瀬(ヒロセ)家の取組の様子が取材動画が放送されました!

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早速YouTubeアーカイブが上がっておりますので、是非ご覧頂ければ嬉しいです!
(他にもYahoo!ニュースや日テレ公式facebookにも掲載頂き、改めて反響の高さを感じています!)

・Yahooニュース
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・日テレ公式facebook
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普段の我が家での生活の様子、
これまでの開発品の数々、
そして息子が小学校で発明品を活用している様子が放送されました!


障害福祉はこうあるべき、とか、インクルーシブとは、とか、そんな事を言うつもりは全くありません。

ただ単に、歩けない、しゃべれない息子がいて、
ずっと近くで見て育ってきたしっかりものの娘がいて、
明るく前向きな母親がいて、
たまたまモノづくりが得意だった父親のいる

そんな家族がこれまで積み重ねてきた等身大のノンフィクションストーリーとして受け止めて貰えたら嬉しいです!




また、番組の最後では息子が電動移動モビリティ"ToMobility"を使って、自分の力で登校するチャレンジの様子を取材頂きました。

最後のスロープ走行はなかなか難しく、
息子は「傾斜スロープと点字ブロックで振動が増えた事の恐怖心」「うまく進みたいのに進めない葛藤」から大泣きをしていました。
しかし、コントローラを最後まで離さない事に、
最後までやりきる」
という意志が確かにそこにありました!
(息子は本当に嫌と感じた時、コントローラを地面に捨ててもう絶対にコントローラを触ろうとしない程、強い拒絶を示します)

息子を知らず初めて見た方は、嫌がっているのに強制的に頑張らされている様に見えたかもしれません。
しかし、一見分かりにくい状態の中にある「動き続けようとする」ところにある彼の意志を尊重して、
そのまま手を貸さず継続しました。

そして、最後のあいさつじゃんけんロボハンドで
「ありがとう」
を押した事で、明確な息子のやりきったポジティブな気持ちの表現が周りに伝わったのです!
(息子はイヤな時は「×」ボタンを選んで押すか、そもそもコントローラを捨ててコミュニケーションを拒否するのです。なので押し間違えでもなく、ちゃんとした意志がそこに見えたのです)

また、普段はいつも「いってきます!」ボタンを押していたのに、この日に限っては「ありがとう!」を押していたのです。
取材カメラがあったり、いつもより多くの声援があった事に、いつもと違う雰囲気を感じとって最後まで頑張ったのだと思います。
(「ありがとう」を押すと周りが喜んでくれる事を経験上分かっていたからこその、息子のサービス精神だったのかもしれません)

息子はしゃべれないため表現するのが苦手なだけで、
そこにたくさんの本人の意思がある。

その分かりにくい意思は、毎日見ている両親家族しかわからない。

しかし、その意志を分かりやすく周りに表現するためのツールが、
あいさつハンドであり、電動移動機器である。


息子がいたからこそ気づいた大事な事

この10年の息子の成長に加えて、
息子から私達親の方も新しく学ばせて貰っている事を感じて、
改めて我が子を誇らしく感じました!







取材以降も、息子が「今日は自力で登校したい」気分の時は、電動モビリティを使って登校する事を繰り返しています!

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また、息子だけではなく、娘に向けても同じく彼女の「やりたい」をサポートするためのモノづくりも進めています!

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・日テレ公式YouTubeショート動画まとめ
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【参考】開発品の紹介
■活動紹介【ポートフォリオ)
ogimotokin.hatenablog.com


■登場した発明品
・息子の手で操作できるビールサーバ

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・屋内で動ける簡易モビリティ

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・あいさつじゃんけんハンド「とものて」
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・歩行リハビリエンタメシステム Melody Shoes
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・子供成長支援モビリティ「ToMobility」
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