出展情報
2024/4/23(土)~24(日)に京都・けいはんな にて開催される
メーカーイベント Maker Faire Kyoto 2024 に個人として出展予定です。
私は、『家族&誰かのためのモノづくり』というテーマで、
障害を持った息子や家族のために作った自作リハビリ機器・改造おもちゃ、
そして友人ら&障害当事者の方々と一緒に開発してきたアシスティブテクノロジー機器を出展予定です!
自己紹介はこちら
ogimotokin.hatenablog.com
以下が公式サイトでの私のブース説明になります。
makezine.jp
なお、今回もにコンセプト通り
「家族全員(妻&子供達)での展示会参加」
を行っています。まさに家族全員がチームとして展示会を楽しみます!
娘も昨年のMaker Faire での出展を経て、とても楽しみにしていたので、まさに出展が家族イベントになっています!
原点である息子氏の実際の様子(開発物をどの様に使っているか)なども見る事ができるかと思います。
今回の #MFKyoto2024 では、「アシスティブテクノロジー(AT)」カテゴリとして、
以下の新作7作品を含む16作品を出展予定です。
★ 4月で怒涛の新作をラッシュ製作してみたので、今回は特に実験的な要素もかねて、まだ使い込む前のプロトタイプ状態のモノを持ち込みたいと思います。
是非とも体験してもらってフィードバックを貰えたらとても嬉しいです!
弊ブースの特徴は、ずっと変わらず
「障害を持った方など必要とする人のニーズ目線で日常的に使える事を目指した個人モノづくり活動」
Maker Faire用に準備してきたという訳ではなく、
子供や家族、友人らが喜ぶから、成長に必要だから、困りごとをなんとかしたいから、作り続けてきたモノ達をこの機会に展示するスタイルをとっています。
すべての作品は触るのOK、体験して遊んでみて欲しい、という想いで出展しています。
たくさん体験して、子供達にとってお気に入りのものや、新しい可能性が見つかれば嬉しいです!
① 初出展・新作一覧
①-1: 魔法のバリフリガチャv2 & 無線ダイヤルコントローラ
手が不自由で普通のガチャが回せない息子や子供達にも自分でガチャを回すワクワク感を味わって欲しい!想いで製作
ダイヤル型 無線ガチャコントローラ、できたー!
— おぎモトキ @ 父親エンジニア / OGIMOテック開発室 (@ogimotoki) 2024年2月6日
息子の様に車椅子に座っている子供達はガチャ本体へ手が届きにくい…
そこで、楽な姿勢や少し離れた位置からでも
「自分の力で回せる」無線ガチャハンドルをM5Dialで作った
子供達、さっそく何度もグルグル回して遊んでた!
「ガチャ×ダイヤル」… pic.twitter.com/TlxTQ5zC3H
詳細は以下のまとめページをご覧ください!
①-2: 親子コラボ「まったり小鳥さん」缶バッチ & 魔法のバリフリガチャ
イラストレータを目指す娘に「自分の描いたモノを誰かに手に取って貰える体験」を作れないだろうか、とガチャのコンテンツに娘イラストグッツを展開
「魔法のバリフリガチャ」による
— おぎモトキ @ 父親エンジニア / OGIMOテック開発室 (@ogimotoki) 2023年10月8日
父娘コラボ第二弾!
イラストレーターを目指す小学生の娘(まほとも)が描いた
オリキャラ「にっこりん」缶バッチ ver.2
新しく5種類の新作キャラクタの缶バッチを製作
魔法のバリフリガチャの体験含めて、
是非とも購入して貰たら嬉しいです!
今週末開催のMaker… https://t.co/kMYolBDRst pic.twitter.com/DTxpP6gUJ0
そんなコラボ第3弾の「まったり小鳥さん」缶バッチを、Maker Faire Kyoto2024で限定販売!(1個200円予定)
イラストレーターを目指す娘の背中押し作品コラボ第三弾
— おぎモトキ @ 父親エンジニア / OGIMOテック開発室 (@ogimotoki) 2024年4月22日
障害を持った子供でも手回しジェスチャーやダイヤルで簡単に遊べる改造電動ガチャ「魔法のバリフリガチャ」
にて
娘(まほとも)が描いた新作缶バッチ
「まったり小鳥さん」
をイベント限定で販売します!
今週末開催のMaker Faire… pic.twitter.com/42p2Ooqpad
我が家の家族チームでの開発活動の象徴ともいえると思っております!
是非とも、ブースにて体験&購入頂ければ嬉しいです!
(娘や息子もブースにてお出迎え予定!ぜひとも本人から買ってあげてください!)
①-3: あいさつ&じゃんけんロボハンド 『とものて』 タッチ&フリックコントローラ
小学校へ入学した息子がクラスの子供達と打ち解けるコミュニケーションのきっかけを作りたい想いで製作、約4年間 日常生活で活用してきた
あいさつ&じゃんけんロボハンド 『とものて』
「とものて」は、今年2月に放送された「バンキシャ」で出演した際にも、ピックアップして取材くださりました。
息子も5年生になり、より多くの意思表現の手段を広げたいと考えて、コントローラを新しく製作しました。
しゃべれない子供が友達とあいさつ&じゃんけんするためのロボハンド「とものて」
— おぎモトキ @ 父親エンジニア / OGIMOテック開発室 (@ogimotoki) 2024年1月10日
友達との多様なリアクションシーンで使える様に、シーン毎でボタン割当が変わる液晶操作コントローラをM5stackで作った
全40種類以上のあいさつモーションから、シーンに応じて4つのボタンで操作できる… pic.twitter.com/uWdJykXAoj
あいさつ&じゃんけんハンド「とものて」専用コントローラ
— おぎモトキ @ 父親エンジニア / OGIMOテック開発室 (@ogimotoki) 2024年4月25日
いろんな日常場面で必要なジェスチャーをすぐ使える様に、スマホの様なフリック動作&タッチで選択できる様にした
PCと繋げたら視線操作もできるし、
福祉スイッチも繋がる!
手のひらサイズの万能あいさつコントローラ#とものて#M5Stack https://t.co/krT6JnNLj6 pic.twitter.com/cWKpMdVm7m
詳細は以下のまとめページをご覧ください!
①-4: 【とものて×EyeMoT】視線でじゃんけん&ハンドあいさつ
指が動かない子供達も一緒にじゃんけんや、あいさつができる様にしたい!
業界有名な視線入力訓練ソフト「EyeMoT」とコラボ!
「とものて」を「EyeMoTボックスアプリ」から直接操作でき、
簡単に視線操作を使ったじゃんけんやハンドジェスチャーを試す事ができます!
画面を【見る】だけで
— おぎモトキ @ 父親エンジニア / OGIMOテック開発室 (@ogimotoki) 2024年4月24日
じゃんけん&「こんにちは」がリアルでできる!!
しゃべれない息子、肢体不自由な子供達に、友達と交流するきっかけを作るために製作した
ロボットハンド「とものて」
福祉業界で有名な視線入力訓練アプリ「EyeMoT」とコラボ(第二弾)!… pic.twitter.com/4mLOxjW5rV
[重度障害児支援システム EyeMoT シリーズ]
ブース内に視線入力装置も設置予定なので、ぜひ「見るだけで」演奏できる体験、感じてみてください!
①-5: 自宅内移動モビリティロボさん
歩けない息子に自分の意思で移動するための手段の研究の一環として、家の中で乗れるモビリティを作ってみました!
座椅子にロボ用モーターを繋げたら…
— おぎモトキ @ 父親エンジニア / OGIMOテック開発室 (@ogimotoki) 2023年4月7日
座ったままで、寝室やトイレに移動できるコンパクトな室内用モビリティができた!
大人の体重でもあっさり運べる駆動力、狭い自宅廊下でもUターンできるコンパクトさが素敵!
歩けない息子の将来の介助サポート用に開発研究中の移動ロボ
可能性が広がるなぁ pic.twitter.com/h3O0HQKsS1
①-6: バランスWiiボードでリハビリロボ操作
息子の立位リハビリを楽しくするための工夫として、押し入れに眠っていたバランスWiiボードをハックして、物理ロボットと組み合わた体験を作ってみました
15年前に買って押入に眠り続けてた
— おぎモトキ @ 父親エンジニア / OGIMOテック開発室 (@ogimotoki) 2024年4月14日
Wiiバランスボード
M5stackとつなげる事できたー!
重心測定センサとしてめちゃ優秀!
これは色々と遊べそう! pic.twitter.com/hiItloLQUv
15年前に買ったバランスWiiボードをM5stackでハック
— おぎモトキ @ 父親エンジニア / OGIMOテック開発室 (@ogimotoki) 2024年4月18日
早速、おもちゃロボットを無線で繋げて、重心移動に合わせて前後左右自由に動かせるロボリモコンを作ってみた
WiiFitみたいな体幹ゲームの感覚で、
平面のゲーム世界でなくリアル物を動かせるの、すごく楽しいー!
立位リハビリに応用できそう https://t.co/UxdDiHpMyF pic.twitter.com/FKqBHr6KnB
①-7: 「太鼓の達人」コントローラで連打ロボ操作
モビリティやロボット操作を楽しく操作するためのオモチャコントローラとして、娘が好きだった「太鼓の達人」タイコでモビリティを操作できる様にしてみました
太鼓の達人コントローラをハックして
— おぎモトキ @ 父親エンジニア / OGIMOテック開発室 (@ogimotoki) 2024年4月26日
「ドン」や「カッ」を叩くと、
それに連動してロボットやモビリティを動かして遊べる
『太鼓の達人ロボトイコン』
を作ってみた
連打し続けないとロボが進まないので、これは良い運動になるw#MFKyoto2024 にも展示体験予定#家族のためのモノづくり pic.twitter.com/noSyFpUpkN
② 機能アップデート
②-1: 楽器&ライフアシスト「アームワンダ」
息子を始め、肢体不自由な子供達にリアル楽器演奏を楽しんで欲しい!
「おぎモトキ」×「オリィの自由研究部(β)」で取り組んできたハンドベル等のリアル楽器を演奏するために製作した装置。
楽器を持てない子供達とも一緒に合奏したい!
— おぎモトキ @ 父親エンジニア / OGIMOテック開発室 (@ogimotoki) 2023年8月4日
そんな想いから生まれた発明品
楽器&ライフアシスト「#アームワンダ」
ベル/ギター/ドラム等の演奏に加え、
食事/スポーツ等の日常生活での活用事例を
当事者・仲間達と積み重ねてきた
スイッチひと押し、たった一打で
「できる」がたくさん#オリィ部 pic.twitter.com/eHEU7Ea2Sz
詳細は以下のまとめページをご覧ください!
また、今年3月に
・総務省 異能vation「ジェネレーションアワード」
・UPDATE EARTH コンペティション「NIPPON INNOVATION AWARD」
の2つにアームワンダがノミネートされました!
総務省 異能vation
— おぎモトキ @ 父親エンジニア / OGIMOテック開発室 (@ogimotoki) 2024年3月3日
「ジェネレーションアワード」
UPDATE EARTH コンペティション
「NIPPON INNOVATION AWARD」
の2つにアームワンダがノミネートされ、授賞イベントで群馬・前橋に行ってきました!
(なかなか壮大なイベントでした)
個人的には、
地球規模の課題解決とか、… pic.twitter.com/Fv2Xyk3wBL
依頼製作台数も1年経たずに、通算100台を突破!!
障害当事者・支援者から強いニーズを感じる作品です。
肢体不自由児の「楽器を鳴らしたい」を叶えるために作ってきたデバイス
— おぎモトキ @ 父親エンジニア / OGIMOテック開発室 (@ogimotoki) 2024年2月25日
楽器&ライフアシスト「アームワンダ」
「使ってみたい」と当事者の声に応え続け、気が付けば6か月で100台以上も製作提供してきた… https://t.co/W0u7RmYzTq pic.twitter.com/Eiv8r9a5DZ
MFTブース内には、いくつかのアームワンダのバリエーションや固定治具なども展示予定。
「スイッチを押したら動く」このシンプル機能を、支援現場で使いやすくするための工夫の数々をぜひ見て行ってください!
②-2: 【アームワンダ×インスタコード】スイッチ一つでギター演奏体験
知的障害のある子供達にも、ギター演奏体験をできる様にしたい!
電子楽器業界で人気&勢いのあるインスタコードを使って、
指先操作だけでギターを鳴らせる仕組みを作ってみました
障害のある子でも簡単にできるギター演奏体験を
— おぎモトキ @ 父親エンジニア / OGIMOテック開発室 (@ogimotoki) 2023年10月13日
アームワンダ×インスタコードで、
指先ワンクリックだけでギター演奏体験ができる仕組みを作ってみた
スイッチひと押しで、アームワンダを動かし
物理的にギター弦をはじく
更に、インスタコードをハックして、… pic.twitter.com/3fIUqMZqpc
②-3: スイッチで選ぶ「かおす魔改造どうぶつさん」
[目的] 息子向け
・知的にも遅れのある息子の好奇心をこじ開け、自分の意志で「選ぶ」行為を楽しく経験できる様したい
[製作物]
「ふつう」「ぼうそう」「かおす」の3モードをスイッチで選択すると、激しい動きになる(笑)
簡単な技術で、子供や大人を、笑顔にしてくれる魔法のくまさん
スイッチに応じて、使う電池の本数を電子回路で切り替えるというシンプル製作。
今年1月に、ついにキット化しました。
市販の電動ぬいぐるみを改造する事なく、差し込むだけで暴走させられる
— おぎモトキ @ 父親エンジニア / OGIMOテック開発室 (@ogimotoki) 2024年1月24日
ダミープラグシステムを作ってみた
エンジニアでなくても1時間程で作れてしまうかんた魔改造キットが出来上がったぜー!#イワヤ #魔改造#実はアシスティブテクノロジー pic.twitter.com/PTXBC5pWsc
毎年 どの作品にも負けないくらい絶大な人気だった「暴走どうぶつシリーズ」。
最近では、「魔改造×動物ぬいぐるみ」は某番組やいろんな個所で注目を浴びておりますが、
私の製作した暴走シリーズは
「非エンジニアでも簡単に使える&楽しめる簡単魔改造」が特徴です
実際に、非エンジニアである療法士の先生に作り方を教えたら、簡単に量産されていました。
イベント限定やバズり目的でなく、
療育現場や日常で使えるモノを目指した実用魔改造。
②-4: パリピ改造くるくるチャイム
ボール転がしが大好きな息子の好奇心を広げたい、息子の指先を使うリハビリ練習を自主的に行う様に仕掛けたい目的で製作した
「パリピ改造くるくるチャイム」
最近、息子がマリオワンダ―が好きになっているので、そのBGMに入れ替えてみたらめちゃハマってくれました!
知育玩具「くるくるチャイム」魔改造
— おぎモトキ @ 父親エンジニア / OGIMOテック開発室 (@ogimotoki) 2024年4月21日
を息子の好みに合わせてアップデート
ボールを穴にいれると、ボールの転がりに合わせて、息子が最近ハマってるマリオの音楽と光が一緒に流れていく!
夢中になり何度もボールを転がそうと手を伸ばすので、モノを掴むリハビリとしてもばっちり!… pic.twitter.com/sbh4ZrDbtj
くるくるチャイム内部に、測距センサーを埋め込み、ボール位置を検知させ、ボール位置に合わせて、LEDテープ& 効果音を鳴らすという追加改造
4年以上たった今も、気に入ってよく遊んでくれてます!
安定のパリピ改造くるくるチャイム
— おぎモトキ @ 父親エンジニア / OGIMOテック開発室 (@ogimotoki) 2024年3月20日
製作してから4年経ち、オモチャ以外への興味もかなり広がったけど、今でも思い出したかの様に遊びだしてる
くるくる転がって、光って、音が鳴るは正義だな#くるくるチャイム#家族のためのモノづくり pic.twitter.com/AXmLrZSmsy
詳細な製作方法は以下を参照ください。
②-5: M5「電車でGo」コントローラ
バーチャル車窓付き「M5電車コントローラ」で、モビリティを操作できるかも!?
息子の車椅子をそのまま乗せて電動化する台車ユニット
— おぎモトキ @ 父親エンジニア / OGIMOテック開発室 (@ogimotoki) 2021年6月19日
息子だけでなく、お姉ちゃんや友達にも楽しんで貰える様に、
「電車でGo!」コントローラで動かせる様にしてみた
決めたルートを走る様に左右方向を制御すれば、見えない線路に沿って走るワクワクする電車体験に!#家族のためのモノづくり pic.twitter.com/tNQjeCk1LA
今回持ち込む、屋内移動モビリティロボをこのコントローラで操作できる様にしたので、是非遊んでみてください!
詳細は以下のまとめページをご覧ください!
protopedia.net
③ その他既存製作品展示
③-1: ポータブルM5エレベータパネル ver.3
入院中のお子さんのために製作した病室内で遊べるポータブルエレベータパネル。
「エレベータ好きの我が子にプレゼントしたい」との相談を頂き、更に追加機能を加えてカスタマイズして提供しました!
外出できない子供達に、大好きなエレベーター操作を思う存分遊ばせてあげたくて作った
— おぎモトキ @ 父親エンジニア / OGIMOテック開発室 (@ogimotoki) 2022年9月3日
『持ち運び可能なエレベーター操作パネル』
初号機公開以降
「作って欲しい」声を頂き、要望を元に機能進化
東芝、三菱、フジテックの3メーカを選べる様になったよ#MFTokyo2022 でも弊ブース展示でニッチな人気 pic.twitter.com/v2sVcaBBMM
2021年M5Stackコンテスト受賞作
③-2: 娘のイラスト具現化ネコちゃん電動貯金箱
①-1の「魔法のバリフリガチャ」のお金集金用に活用!可愛い鳴き声に注目!