出展情報
5/4(土)~5(日)に京都・けいはんなで開催される
メーカーイベント Maker Faire Kyoto 2019に
個人として出展します。
日時 :
2019年5月4日(土)12:00~18:00、 5月5日(日)10:00~17:00
場所
京都・けいはんなオープンイノベーションセンター(KICK)
kick.kyoto
決してアクセスの良い場所ではありませんが、都市主要部はGWの時期はどこ行っても混雑が予想されるので、案外ここは穴場かもしれません。
約200もの個人・団体モノづくりをしてる人が出展していて、面白い多種多様な工作品・ガジェットも多数あり、子供のためのモノづくりワークショップもあります。モノづくりに関係く、素直にガチャガチャ楽しい場所やと思うので、予定の空いてる方は是非お越しくださいー!
なお、私は、『家族のためのモノづくり』というテーマで、
昨年から取り組み始めた 息子や家族のために作った自作リハビリ機器・改造おもちゃを多数展示予定です。
アシスティブテクノロジー&キッズ向けのカテゴリーで展示します。
以下が公式サイトでの私のブース説明になります。
ブースは【E-12-04】になります
そして、今回のMaker Faire Kyoto 2019内のプレゼンステージにて、まさかの『個人プレゼン』の機会を頂きました
【5/5(金) 16:30~16:50】
個人活動としては、小規模セミナーや限定コミュ内で何度かショートピッチをさせて頂きましたが、展示会という巨大オープンスペースでの20分プレゼンは初チャレンジ!
(エントリー時の勢いでプレゼン公募にも応募したら、見事に採用されてしまいました)
我ながら大それたチャレンジなのではないか、と、今さらながらビビりはじめてます(笑)
普段、息子や家族を巻き込んだモノづくりの奮闘体験を、成功談・失敗談交えて、おもしろ楽しくプレゼン出来たら、と思ってますー(^-^)
展示作品紹介
(1) 歩行リハビリを楽しくするための「歩くと音の鳴る&光る&振動する靴」
動作デモを含めて現物展示予定です。ただし、無線接続は会場では厳しそうなので、有線接続できる様に改造済です。
ogimotokin.hatenablog.com
息子の歩行リハビリを楽しくするために自作した「光る&音の鳴る電子靴」
— おぎモトキ @ 父親エンジニア / OGIMOテック開発室 (@ogimotoki) 2019年2月9日
さっそく歩行器練習で、1週間使ってみた!
その結果、、、
不器用ながらも、LEDを見ながら左右交互に足を出してるー!!
わずか数歩だけど、作り手の願いが現実になった瞬間
父ちゃん、嬉しいよ!#家族のためのモノづくり pic.twitter.com/JsdlZRcYEd
(2) ワンボタンでじゃんけんが出来るじゃんけん義手
動作デモを含めて現物展示予定です。また、本機器の開発背景などについてはプレゼンでも触れる予定です!
手を動かすのが苦手な女の子のため、@origamicat さんと一緒に作った「じゃんけんロボ義手」の試作改良品
— おぎモトキ @ 父親エンジニア / OGIMOテック開発室 (@ogimotoki) 2019年3月16日
1ボタンでグー/チョキ/パーを選択できる。手が動かなくても、指一つで自分の意志をロボ義手に表現できる
他にも色んなアクションも出来るし、踊れる(笑)
これは、コミュニケーションツールだ pic.twitter.com/9dNWsIGLHl
(3) 電動車椅子の操作練習のための自作ジョイスティック+二輪走行ロボット
動作デモはもちろん、操作コントローラ3種類×操作ロボット3種類持っていきます!
操作体験もできますよ!
ogimotokin.hatenablog.com
ogimotokin.hatenablog.com
ogimotokin.hatenablog.com
息子が愛してやまないおもちゃロボット・バイリンガル モビ
— おぎモトキ @ 父親エンジニア / OGIMOテック開発室 (@ogimotoki) 2019年4月26日
車椅子練習用の自作ジョイスティックで操作出来る様に改造してみた! モビの音声はそのまま、移動だけを操作できる
息子、嬉しそうー!
自分の意志を操作に反映するリハビリ練習、楽しみながら学んでね~#家族のためのモノづくり pic.twitter.com/yeYVBQVwOs
息子の電動車椅子操作練習を楽しくする自作ジョイスティック&二輪ロボット
— おぎモトキ @ 父親エンジニア / OGIMOテック開発室 (@ogimotoki) 2019年4月2日
半年前に作った時は薄かった反応。だが、ロボットに興味を持ち始めてから、がむしゃらに遊ぶ様に!
結果、操作を変えると動きが変わる事を認識出来た!
楽しい事を繰り返し、子供は成長するのだな#家族のためのモノづくり pic.twitter.com/q9wYSeYTsY
息子が好きだったおもちゃが壊れてしまったので、その魂を受け継ぐべく復活させてみようと画策。
— おぎモトキ @ 父親エンジニア / OGIMOテック開発室 (@ogimotoki) 2019年2月11日
せっかくなので、
『電動車椅子の操作練習用のジョイスティックで動く二足歩行ロボット』
としてアップデートしてみた
もはや父の趣味のみで、原型がなくなった(笑)#家族のためのモノづくり pic.twitter.com/dfEVsQ9kMF
(4) ボタンを押すと暴走するワンワン
動作デモを含めて現物展示予定です。また、本機器の開発背景などについてはプレゼンでも触れる予定です!
療育園で仲良しの息子ご友人へ向けてクリスマスプレゼントを作成。
— おぎモトキ @ 父親エンジニア / OGIMOテック開発室 (@ogimotoki) 2018年12月25日
ボタンを押すと暴走するワンワン(笑)
以前に息子のを試してみたら、普段おもちゃに反応を示さないお子さんがスゴく喜んでたらしく、お母さんが涙ぐんでくれたと聞き……
プレゼントするしかない!
と新たに作りました pic.twitter.com/I9WPs5qtlO
(5)おかん分身ロボット+遠隔説明員
不幸な事に、足をケガして外出困難な妻(おかん)が、自宅から分身ロボットを使って遠隔説明員を行うという取り組みにチャレンジします。
せっかくの機会なので、ロボットに接客される斬新な体験をブースで出来るかも!?(ただし、おかんのやる気次第ですが…)
外出できない妻に代わり、息子の療育園の進級式に分身参加すべく、我が家の #OriHime をおかん仕様にカスタマイズ
— おぎモトキ @ 父親エンジニア / OGIMOテック開発室 (@ogimotoki) 2019年4月7日
妻自作の可愛い服を着せ、髪の毛も伸ばした。
そして、初めての人にも誰の分身か分かる様に、#M5Stack で電子名札を作った
まさに『おかん分身』そのもの#家族のためのモノづくり pic.twitter.com/9j76i5yQ9U
ケガで外出不可の妻に #MFKyoto2019 での展示サポートをお願いすべく、分身ロボット #OriHime を活用した遠隔説明員のチャレンジ検討
— おぎモトキ @ 父親エンジニア / OGIMOテック開発室 (@ogimotoki) 2019年5月2日
会場から妻本体@自宅を呼出す機能を #M5Stack +Blynk で実現。会場にいる分身の名札ボタンを押せば、自宅リビングに音声お知らせが届くよ#家族のためのモノづくり pic.twitter.com/vjskbzAkim
意気込み
障害を持った当事者や家族をサポートするアシスティブテクノロジー、
大事なのは
『当事者に近い位置にいる事』
であると、この1年で強く感じました。そして、一品モノづくりができるメーカーズ活動と、個々の症例に対してカスタマイズが必要な障害支援テクノロジーは本当に相性が良いと思ってますー
・個人の超具体的な課題に対して解決案を考えれる
(謎解き好きなエンジニアには格好のテーマがたくさん)
・実際に自分が手を動かして仕上げていける
(モノづくりの楽しさ)
・自分が作ってくれたモノで喜んでくれる、その姿が目の前で見れる
(エンジニアのやりがい)
エンジニアと当事者が繋がってテクノロジーを作っていく活動・世界をこの1年でたくさん見てきました!
そんな世界がこれからどんどん広がっていく事を願いつつ、自分もその一つのきっかけが出来れば、と考えてます。
そんな、一番身近な人の困り事を解決するモノづくり活動の一例として、何かを一つでも伝えれれば、と思いますー
上記の展示物を見て頂ければ分かる通り、決してすごく難しい技術は使っていません。
なので、Maker Faireというモノづくりのプロが集まる祭典で、難しい技術を求める人にとって弊ブースは少し物足りないかもしれません。
あくまで、幣ブースの特徴は、
「必要とする人のニーズ目線で
日常的に使える事を目指した
個人モノづくり活動」
だと思っているので、その視点で暖かい目で見て貰えれば、と思います~
業務で展示会参加する機会はたくさんあったけど、個人として出展する機会は初めて。
色々と不慣れなとこもあるとは思いますが、日常使用を目指した暖かみある自作アシスティブテクノロジー
是非とも触って感想等頂けると嬉しいです!!